英語学習はミニマル(本当に必要なことだけ)に

英語を学ぶメリットって何?

こんにちは!英語学習コーチのムラカミです。

 

私のブログを今、読んでくださっているあなたはきっと

・英語を話せるようになりたい!

・英語を勉強したい!

という思いを持っておられると思います。

 

 

私自身、帰国子女でもなければ留学経験もなく

大人になってから日本で英語を勉強し

英検1級、TOEIC960点を取得しました。

 

 

 

その自分自身の英語学習経験と、また、会社での昇進や、

海外駐在員になるという夢を叶えたい社会人100名以上の

英語力アップをサポートして来た経験から

 

 

 

英語は「適切な方法で一定期間きちんと学べば

「誰でも必ず出来るようになる」ということを私は知っていて、

 

 

 

同時に、英語というのは

他の記事や広告でよく見かけるような

 

 

 

「3ヶ月でペラペラになる」

「リスニング教材を聞き流していれば話せるようになる」

「オンラインの英会話レッスンを受けているだけで話せるようになる」

 

 

 

というものではない(そんなに甘いものではない)、

ということもよく知っています。

 

 

 

実際にこんな例を考えてみてください。

 

 

 

 

あなたが今テニスで上達したいと考えているとして、

ウィンブルドンの試合の録画を毎日見ていたら

いつの間にか自分もテニスがプロ並みになっていた!

 

 

 

 

なんてことが実際にあなたに起こると思いますか?

 

 

 

 

そんなことは絶対にあり得ないですよね?(笑)

 

 

 

 

確かにプロの試合を見ることはもちろんとても勉強になります。

 

 

 

 

しかし、それでもただそれだけでなく、

自分自身で基礎トレーニングをして体力をつけたり、素振りをしたり、

壁打ちをしたり、練習試合を重ねたり、と努力をすることが必要です。

 

 

 

 

つまり、英語を身に付けるのもテニスと同じで

単語や文法を覚えたり、質のいい英語をたくさんインプット(読む、聞く)したり

 

 

 

それを自分の口から話す(音読やシャドウイング)トレーニングをしたり、

という地道な努力が必要なのです。

 

 

 

 

だから当然、英語の勉強は大変といえば大変ですし、

英語を習得するにはものすごく時間もかかります。

 

 

 

(英語を不自由なく使えるようになるには3000時間の学習時間が必要という説もあります。

中学・高校での勉強時間が授業+自宅学習で約1800時間だそうなので

そう考えるとまだ残り1200時間英語の勉強が必要ですね。)

 

 

 

 

 

実際こんな私も、通訳の訓練校に通って英語漬けになった、「昭和のスポ根」時代があります。

 

 

 

 

ですが、仮にそこまでがんばって英語を勉強したとして、

本当に意味があるの? いいことあるの?と聞かれたら

 

 

 

 

迷わず私は「はい、あります!」と即答します。

 

 

 

 

なぜなら、私自身、英語を身に付けることによって

実際、自分の世界や視野が広がり、人生が豊かになったと思っているからです。

 

 

 

 

ということで、この記事では、私がこれまで経験してきたことから考えられる

「英語を話せるメリット」や、「英語を学ぶメリット」についてまとめています。

 

 

 

 

私の記事が一から英語を勉強しようとしているあなた、

もしくは今、英語の勉強をがんばっているあなたの

モチベーションアップにつながれば嬉しいです。

 

 

英語を学ぶ10のメリット

 

英語を学ぶ理由は人それぞれだと思いますが

実際、英語を話せるメリットや、英語を学ぶメリットにはどのようなものがあるのか

私自身の経験から10のメリットを挙げてみました;

 

 

 

1.いろいろな国の人と話をすることで、

日本社会や日本人の考え方・価値観が絶対的なものでないということを知った

 

 

→「みんな違ってみんないい」と自然に思えるようになり、

より自由な考え方・生き方が出来るようになりました。

 

 

 

2.高い英語力を身に付けることで、グローバルなビジネスを展開している企業に好条件で就職することが出来た

 

 

→就職にもすごく有利だし、高給取りを目指せます。

 

 

 

3.「翻訳」を通さずに英語そのものを理解出来るので、

自分の興味のある分野で取り入れられる情報の量と質が向上した。

 

 

→英語が話せることで、誰よりも早く直接一次情報が手に入り有利です。

 

 

 

4.海外に一人で行ける力がついた

 

→言葉が通じるから、たいていの国には一人で行っても、まあなんとかなると思えます。

 

世界人口の約1/4の人が英語を話せるので、コミュニケーションを取ることにもほとんど困りません。

 

 

 

5.分かりやすい文章(ビジネスメール)を書けるようになった;

 

 

→英語は「まず結論を述べ、それから理由を説明する」という特徴があります。

 

外国人と英語を使って仕事をする上では日本語をそのまま英語に訳したようなメールを書いたのでは何が言いたいのか伝わらないので、

 

 

文章の構成から英語らしく、論理的に書く必要があります。

 

 

 

英語でビジネス文書を書く経験を積み重ねた結果、日本語でメールを書く場合も結論・目的から分かりやすく書けるようになりました。

 

 

 

6.自分の意見を持とうとするようになった

 

→外国人はたいてい個人の主張が強いです(笑)

 

 

 

7.自分が考えていること・感じていることを、相手に分かるように伝えるコミュニケーション能力がついた。

 

 

→これからのAI時代、何より社会に重宝されるのはこのコミュニケーション能力と言われています。

 

実際、企業の採用活動でも最も学生に重視するスキルがコミュニケーション能力で、16年連続1位というデータがあります。

(2018年 経団連調査結果)

 

 

 

8.自信がつき、セルフイメージが高まった

 

→人生を生きる上で良い「セルフイメージ」を持つことの重要性は心理学や自己啓発の分野でもよく言われていますので、

 

あなたも聞いたことがあるかもしれません。

 

 

私は興味・関心が広く浅い(飽きっぽい)面があり、一つのことをずっと継続することが苦手だったのですが

 

英語は「英検1級、TOEIC900点を絶対にとる!」と決めて取り組み実現することが出来たことでセルフイメージが格段に上がり、

 

そのことは私の人生の英語以外の面にもよい影響を及ぼしています。

 

 

 

9.周囲の人に喜んでもらえる

 

→英語をマスターすると、周りから英語の勉強法について聞かれたり、英語を教えて欲しいとお願いされたり

 

ワークショップなどで通訳を依頼されたり、道に迷っている外国人を助けてあげたり

 

娘(高校2年生)の英語の課題をみてあげられたり、

 

 

「英語が出来る」ことで周囲の人のお役に立てる機会はとても多いです。

 

 

英語が出来るようになりたい、でもどうやって勉強したらいいのか分からない、と思っている人はとても多いのだなと思うと同時に

 

自分が好きな英語に関することで喜んでもらえるなんて、

 

がんばって英語を勉強して本当によかったな、と思っています。

 

 

 

10.それからもう一つ。それは「日本語以外の思考回路をインストールできる」です。

 

→「英語を話す時は、性格と思考回路が変わる」んです。

英語を使ってコミュニケーションしている時は

「英語を使っている時の自分」になるなぁと感じます。

 

 

日本では謙遜とか、控えめであることが美徳されますが

(もしかしたら令和の時代はもうだいぶ変わって来ているのかもしれませんが)

 

 

アメリカでは 一般的に自分の意見や思っていることをオープンに表現することが良しとされます。

 

 

 

こちらから何か質問しても、

「What do you think ?」とまず自分の意見を聞かれることも多いですし、

 

 

 

日本語だと照れくさいようなことも英語だとさらっと言えたり、

(「愛してる」と「I love you」は分かりやすい例ですね)

 

 

 

言語にはその国の価値観や考え方、文化などが反映されますので、

 

英語を話している時には「自分の気持ちや意見を表現する」ことがより自然に出来るんですね。

 

 

(ちなみに私は韓国に住んでいたことがあって、韓国語も話せるのですが

韓国語を話す時はまた少し違う感じになります。韓国語の話はまた別の機会にお伝えさせて頂きますね)

 

 

 

英語を話せるとっておきのメリット

 

日本語以外の思考回路をインストールできる」という話については

ある程度英語でコミュニケーションがとれるようにならないと

体感できないかなと私は思っていたのですが

 

 

 

私の英語学習コーチングを受けて下さっている生徒さんが、

英語学習コーチングに申し込んでくださった理由について私がお聞きした時にこんなことをお話ししてくれました。

 

 

 

「新しい言語を取り入れることで、

脳の回路、神経系統のパターンを変えたいと思っています。

 

今はまだまだ英語をうまく話せませんが、

話せないなりに英語で話そうとすると

自分でもびっくりするほど感情が出て来ます。

 

また、回りくどい言い方をせずに伝えたいことをハッキリさせる、など

 

日本語を話している時とは違う脳の回路を使って表現しているようで楽しいです

 

英語を学ぶことで、自分の気持ちを素直に言葉で表現出来る、相手に伝えられるようになりたいです。」

 

 

 

 

英語を学ぶことで自分の気持ちを素直に表現出来るようになりたい

 

 

 

とても素敵な目的ですよね。

 

 

 

そうそう、そうなんですーーーーーー!!!!

と、めっちゃ共感して、こう話してくれた生徒さんとこの話で盛り上がりました。(笑)

 

 

 

また、この「脳の回路が変わる」ことについて

落合陽一(大学教員/実業家/メディアアーティスト)さんが

興味深いことを言っておられましたので、ご紹介させて頂きます;

 

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「自分は英語で大量の論文を読む必要があるし、

講演会で英語を喋る必要があるから、英語を使っている」。

 

 

商社や航空会社、国際機関などで働くために英語を学ぶ必要のある人もいれば、

 

インバウンドのお客様が増えたので対応しなければ、という人もいるでしょう。

 

何を学ぶにしても、そこに needs や wants があった方がモチベーションが高まるのは当然です。

 

 

 

だから、小学校から英語を必修にするなどという政策には反対の立場なのですが

 

 

 

一方でAIが進化し、自動翻訳が加速度的に普及する時代に

外国語を学ぶ新たな意義も高まっていると考えます。

 

 

 

それは、「母国語とは異なる思考回路をインストールすること」。

 

 

 

何か考えようとしたら、母国語で考える訳ですが、

その言語に特有の思考パターンにいつの間にかハマってしまうという危険性があるのです。

 

 

例えば

「それは会議で決まったことです」というような表現は、

主語を曖昧にすることで、責任の所在をうやむやにする

組織風土を強化していると思うのです。

 

 

「英語が論理的だが、日本語は論理的ではない」というわけではなく、

共通の前提を共有している母国語の文脈では

具体的に語らなくても通じてしまう蓋然性が高くなります。

 

 

一方、多様なバックグラウンドを持った人々が集まる集団では、

「いつどこで誰が何のために何をどのようにどうした」といった情報を明示的に伝えないと伝わらないのです。

 

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さすが、アカデミックな表現ですが

落合陽一さんも同じことを思われているのだなぁ、と

私はうれしくなりました。

 

 

 

ですから、他国の思考回路をインストールするという感覚は

私個人の意見ではなく、英語をマスターしている人が感じる

共通のメリットでもあります。

 

 

 

また、英語をマスターすることで、これから先の時代

特に必要とされるコミュニケーション能力を高めることもできますので

 

 

 

単に英語を話せるようになるということではなく

ワンランク上のビジネスマンを目指したいあなたには

やはり英語学習というのはおすすめです。

 

 

まとめ

 

このように

英語が不自由なく使えるようになると自分の視野や世界が広がり、

人生が周りの人に比べて非常に豊かになります。

 

 

 

また、英語を勉強する過程で英語以外の力もつきます。

 

 

 

「日本語とは異なる思考回路をインストール」して

日本語を話している時とはちょっと違う自分になることも出来ます。

※私は外国の女優さんになった気持ちになれるので楽しいです(笑)

 

 

 

さらに、この先自動翻訳機が普及しても、

自分の言葉で自分の思いを感情を込めて表現出来るのは自分だけなのです。

 

 

 

つまり、AIの技術が進化しても英語を学ぶ必要性は全くなくなりませんので

今 英語を学んでいるあなたも、ぜひ安心して

英語の勉強を楽しんで続けてくださいね!

 

 

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございました。